I’ve been thinking about you.
第16章 らんらん ランスくん
キュッ···
「あっ、悪い(無意識に手を握っていた)」
「···このままいいかな?」
「えっ」
「最近よろめく事あるからさ~」
「おっちょこちょい」
「なにお!?」
「行くぞ(あたたかいな)」
それ以降ランスくんは私に何かしら近寄る。
私がドットくんとベンチで話してると
「アリア」
ひょい
「なぬ!?」
「座るぞ」
すとん
「えっ」
「あ?何いきなり来てアリアちゃんを上に乗せてるんだよスカシ野郎」
ふぁーん
「俺が座りたいから座っただけだ」
「いやだったら隣が空いてるだろ!!アリアちゃんを降ろせよ!」
「アリア、俺が嫌か?」
「顔がいい事を自覚してください!////(嫌じゃないから大丈夫だよ!)」
(本音が出てきてる)