I’ve been thinking about you.
第2章 あぶらかたぶら
「·····(察し)」
「レインくん?」
✿✿✿
「じゃまた来週」
「今日はありがとうマッシュくん!」
「行くぞ」
「オーターさん2人を担ぐのは大変ですから。私がレインくん抱っこします」
「こいつらはアリアが好きなんだな」
「そうなんですか!?まぁ私が母親になるって決めたので、いや~照れるな」
「いや。··家族愛よりも···。」
「でも」
「···?」
なで
「こうして小さい命を見ず知らずの私が助ける事が出来てこうして愛を感じてくれるなんて··それだけでも充分に嬉しいわ。オーターさん、忙しい中来て下さりありがとうございます。」
「···俺はたまたま話を聞いただけだ。」