第41章 ※激情

［……まって…条く……！］

［ごめん］

静止も聞かずにスキニーを一気に下げられてショーツが露わになってしまう
愛液が滲み出ているのがもろわかりだ


［………濡れてる］


［……やぁ……］

そんな赤面するようなこと言わないで欲しい
いつバレるかとヤキモキしていたのにとんだ変態じゃないか
行為を待ちに待っていたと言わんばかりみたいで
そんなことお構い無しにするりと指を入れられ

［……そこ…だ………ん］

［ここ……好きでしょ］

［〜…あ！！………うぅ］

この前のことを鮮明に覚えているのか私が良かったところを執拗に責めてくる
それのせいか

［……いっぱい溢れてくるねぇ］

［…言…わないで……んぅ］

次第に指の数が増えすんなりと条くんの指を受け入れてしまうほど私の中に絡みついている
気持ちいいからか力が抜けそうで彼にしがみつくのに精一杯だ


［……ん……やぁ……］

［………］


熱い吐息が混ざり合う
ちゅと軽く唇を合わせながら

（………このまま）

楽になりたい　そう思っていたのに


［………ちゃん］


［入っていい……？］



（………は……？え……？）

快感で頭がどうにかなってしまっているからか頭が回らない
けれども目の前の光景を見て理解する


（あ……………わ……）


彼のものが衣服越しでもわかるほど大きく膨らんでいることに