第7章 黒い弾丸
ヘリの音だ。
蓮太郎ペアと快翔ペアはヘリに乗っていた。
「ねえ。延珠ー!遊ぼ遊ぼ( ̄∀ ̄)」
延珠と晴羅は仲良くなっていたが。快翔と蓮太郎はそうでもない。
ここは外周区。未踏領域だ。
「なぁ。延珠....いけるか?」
「よゆーだ!!!」
「晴羅?」
「ニコ」
同じ民警でも全然ちがう。
「あの。現場の真上に着きました。」
ヘリの操縦士はオドオドしながらそういうと、うしろのドアが開き快翔は一礼した。
「じゃあ行くよ。ちゃんと捕まっといてね!」
「ちゃんと捕まっておくのだ!蓮太郎!」
急降下。
『うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
ふたりの悲鳴が聞こえるなか猫と兎は着地した。
そこには蜘蛛型ガストレアがいた。