第8章 来たか
少し待っているとしのぶが走ってきた
「さん!!」
「しのぶちゃん別に走ってこなくてもよかったのに‥ただ顔出しにきただけだし」
「いえ‥私が会いたかったので」
しのぶはに抱きついた
「しのぶちゃん‥?どうしたの?何かあったの?顔色よくない気がするけど‥大丈夫?無理してない?」
しのぶは首を振った
「私は平気ですよ!元気ですから!すいません‥少しだけこうしていてもいいでしょうか‥さん」
「うんいいよ!」
はしのぶの頭を撫でた
「何かあったら相談乗るからね?しのぶちゃん!」
「はいありがとうございます」
「うん」
(さんにはあの事は黙っておかないと‥会うのがこれで最後になるかもしれないことも‥黙っておかないと‥)