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All is Dream Box【春パワー全開】*短編集

第1章 Ragg./番外編:夜桜



桂「、何をしているのだ。皆が待っておるのだぞ。」


貴「か、桂さんっ、待って!..もうちょっとだからっ」



今日は桂さんになぜか急かされて出掛けることになったのだけど...

貴「そんなに急いで....いったいどこに行くんですか?」


私は気になってそう質問してみた。


桂「行けばわかる。」

だけど桂さんはその一点張りで.....


私はいったいどこに連れていかれるのか検討もつかなかった。


そして今は深夜である。

相手は何にせよ攘夷志士だ。
何か変な事件に巻き込まれるのかもしれない。

とっさにそういう考えが浮かんだ。




それを読み取った桂さんは..

桂「大丈夫だ、お前を危険にさらすことはない。」


桂さんにそう頭を撫でられた。



その時、何故だか分からないけど安心できた気がした...。


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貴「 ..ここって....今日の花見会場?」


桂「そうだ、は今年は花見、していないだろう?」



連れてこられたのは今日の花見会場だった河川敷。
お昼頃は凄い人だかりだったけど、今はほとんどというか一人もいない。


貴「でもなんで夜なんかに...」

「夜の花見もしたことはねーだろ?」


そういっていきなり肩を抱かれたかと思うと

貴「え.....ぎ、銀さん!?何でここに.....」

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