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地獄少女

第2章 〜夕闇の彼方より〜


〜清水side〜

新曲情報-

女子高生、清水まりは、好きなアーティストの新曲CDが出ていないかショップに来ていた。

清水「あぁ、なんだ...まだ出てないんだ」
(また今度こよっと)

残念ながらまだ入荷していなかったので渋々帰ることにする。

ビー!ビー!ビー!

「えっ?」...なんだろう...?

入口のゲートを出ようとした瞬間アラームがけたたましく音を上げた。

店員「きみ!カバンの中見せてもらえる?」

清水「は、ちょっと!やめてください!!」

店員はむ遠慮に肩にかけていたスクールバックを漁る。

店員「これ、お金払ってないよね?」

とカバンの中から見覚えのないCDを出された

え、...

店員「ちょっと事務所まで来てくれる?」

清水「私こんなの知りません!」

店員「知らないじゃないだろ!万引きしたくせに!」

清水「ほんとに知らないっ...!」

-万引き?、やだ-ヒソヒソ

違う...万引きなんてしてないのにっ!

早瀬「あれ?清水まりさん...?」

声をかけてきたのは同じクラスの早瀬さん...

店員「きみ友達?この子が万引き認めなくて困ってるんだけど?」

早瀬「ま、万引き?!」

清水「ちがっ!」

どうしたら信じて貰えるの...?!

早瀬「本当にすみません!!!許してあげてください!」

そう言って勢い良く頭を下げる早瀬さん

早瀬「私たち来年受験を控えてて...イライラして彼女も発作的にやってしまっただけだと思うんですっ!普段は本当に真面目な子だから-!!」

店員「友達にめんじて今回は許すけど、次は即警察呼ぶから」

清水「はい...」

結局誤解は解けなかったけど...
意外だったな、ほとんど話した事ない早瀬さんが助けてくれるなんて-

-次の日学校にて-

早瀬「清水さんおはよう!国語のレポート見せてくれない?」

清水「おはよう!いいけど、丸写しは先生にバレるかもしれないから...」

早瀬「......。大丈夫だって、バレないように微妙にするし!」
早瀬「ねぇ、昨日のバレたらやばかったよねー!」

っ!!!!まさか...バレたりしないよね?困ったな、もうすぐ受験なのに...。

早瀬「それにさ〜。昨日約束したよね?帰りになんか奢ってくれるって!」

え、なにそれ...?
モブ「え?まじ?」
モブ2「ラッキー!
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