第23章 クサイ
「Σ(・□・;)!?」
(ちょっ、ちょっと!
なんで言っちゃうの!?)
?
「そんなに私は臭うのか?
毎夜"血の池"で血浴みをし
身体を清潔にしているというのに
今までに正室にも側室にも特に指摘されたことは
ないのだけれどね…」
"クンクンクンクンッ"
男性は自分の腕をクンクンクンクンッ嗅いだりして
臭いチェックをしています。
炎
「そんなの決まってんだろ?
お前らの"血浴み"ってのは
人間からして臭いの極みだぞ?
ほら女の匂い嗅いでみなー
お花の匂いしかしねぇーだろ!!」
(お花の匂い!?
それは言い過ぎ!違ったら恥ずかしい💦)
"スンスンッ"
男性は恐る恐る私の匂いを嗅ぎます。