• テキストサイズ

対  物  性  愛 .

第20章 白と黒






「黒箱の過去を知っていれば想像は容易にできます。

おそらく"貴女"が黒箱を"裏切る行為"を

したのでしょうね。」










「(´⊙口⊙`)!!」









(あっ…当たってる……)







そんな驚く私の姿を見た白さんは


"やっぱり"とでも言いたそうな表情で見てきます。










「どんな裏切りをしてしまったのかは

私にはそこまでは分かりませんが、

まだ別れてからそう時間は経っていません。

黒箱の元へ行き貴女のしてしまった事を謝り

急ぎ復縁をした方が良い。」








白さんはメガネの位置を直しながら


アドバイスをしてくれました。







(自分の非を詫びたら

許してくれるかな……)









「案ずるより産むが易しですよ。

私も付き添いますから。」









「……そうですね。

今から墨くんに謝りに行ってみます。

もしかしたら許してくれるかもしれないので…」









「えぇ。」








白さんと私は、


"白さんが墨くんを強く感じるという"


森の中に存在する廃村へと向かいます。








/ 685ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp