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対 物 性 愛 .
第19章 捨てる神あれば拾う神あり
白
「とりあえず少し乾いた場所に行きましょう。
ここは湿気が酷く痛みやすい…」
(傷み…?)
私は白さんに連れられ歩き出しました。
白
「………」
白さんは前を見つめ黙っています。
(スーツ…革靴……綺麗なハンカチ……
あの鍾乳洞にフルセットあったかな?
気になる…)
墨くんの話だとあの鍾乳洞にあった服達の8割が
毒を塗られていたり
靴に漆が塗られていると聞いていたので
私は違和感を隠しきれずに…
思い切って聞いてみる事にしました。
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