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対  物  性  愛 .

第12章 琥珀の雨のあと





審判A
「お前ら怖がってるのか…

仕事だぞ…行けC…」









声のボリュームをかなり絞った審判Aが


隣に立っている審判Cに命令しました。







審判C
「無理です…

嫁が身重で俺に何かあったら

食いっぱぐれてしまいます。」







審判Cは表情を曇らせながら


Aに無理だと伝えました。








審判A
「ならばDに行けと伝えろ…

いいか?できるだけ声を抑えて伝えろ……」







ただの倒木の上に置かれている黒い箱のはずなのに、


辺りの草木や動物…風もが動きを止め


なりを潜めるほど"禍々しい"雰囲気を放っている。


そんなものに審判ごときが近づいて何ができると言うのか…








審判C
「承知……

Dせんぱーい!!!

A先輩は自分は行かないのに、

D先輩にコトリバコの所へ行くように言えと

伝言を頼まれましたぁあああ!!」








審判Cは日頃から溜まっていた


Aに対しての嫌味が溢れ出します。









審判A
「!!」








審判D
「マジかよー!!Aなんなんお前!!」








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