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対  物  性  愛 .

第12章 琥珀の雨のあと





しばらく無言で歩いていると、


墨くんが口を開きました。








「…

あの木の所に戻って良い??」








(あの木…あの木ってまさか……)








私にとってはトラウマになった木の事です。










「良いけど…黄金虫を取りに行くの?」








1匹奇跡的にいたけれど、


2匹もいるかな?と思い聞いてみました。









「時間を遡れたら…良いよね………」









「え?」









訳が分からない返事をした墨くん。








(これ以上、なんか聞いちゃいけない気がする💧)







ということで、


ここは黙って墨くんに着いていくことにしました。







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