第10章 ミイラ取りがミイラを取らなかった
賢治
「は…華子………なんてことを………」
"グチュグチュグチュ"
華子
「お前がいたら"あの人"と一緒になれんわ!!!」
「Σ(・□・;)!!」
"グチュグチュグチュグチュ!"
華子さんが、
賢治さんをバックハグしている状態で
自身の指を賢治さんの両目の奥の奥まで入れ
結構激しくグリグリ指を動かしています。
賢治
「あ"———ぞごは"——ッ——ぃいだぁ————!!」
「きゃっ!!」
見た事がない地獄絵図…
あまりの酷さに私は直ぐに見るのをやめ
一気に木を降りると……
"タッタッタッタ…"
私は行き先も考えず走り出しました。
(もう嫌っ…もうこんなゲーム嫌ッ!!!)