第1章 気持ちは伝わる
行き交う人々の合間を
手を繋ぎ歩くひと組みのカップル。
男は、
都市伝説として語られるほどの"殺し屋"であり
日本一有名な霊山の"夜の山の管理人"を
兼務している。
見た目は黒髪のショートボブ、
片側の髪を耳にかけて
色白の肌に映える黒黒しい瞳は
不思議な雰囲気を醸し出している。
服装は黒い七分袖のシャツにインナーは
白いタンクトップそして黒いスキニー。
女性ウケ間違いない容姿であることは
否定できないが、
彼の仕事道具である"誘導棒(紫色)"が
腰にぶら下がっている為に
近寄り難い不思議さんになっている。