第6章 早漏マン
渢多くんがついに私達の元に到着しました。
墨
「( ᯣ _ ᯣ )じぃー」
渢多
「ねぇ?聞いてるぅー?
俺、アイドルの渢多なんだけど!!」
墨
「( ᯣ _ ᯣ )」
(ん?墨くん真顔…
どうしたんだろう??)
墨くんの事だから嫌味とか小言を言うのかと思ったけれど、
案外大人しくて不安になる感じです。
渢多
「なんだよお前ー!?
話せないとかマジバカぁー??」
渢多くんはずっと黙っている墨くんを
煽る煽る…
(渢多くんそれくらいにした方が…)
思わず渢多くんが心配になり
声をかけようとした時です。