第4章 アングレカム【五条悟・教師編】
side 雫
ギチギチと太くて硬い昂りがゆっくりと侵入してくる。
そんな経験は実際にないけれど、鋭い刃物が入ってきているのかと思う位に、肉を切られるような痛みが走り、体中に力が入ってしまう。
痛い…痛いっ…
涙が滲む。
『んっ……はぁっ……』
「口開けて、雫…」
五条先生が優しく舌を絡め、唾液を流し込んでくれる。
胸の先端も刺激してくれて、下半身の痛みが軽減するような気がした。
ゆっくり、少しずつ腰を進める先生も、切なそうに顔を歪めている。
「はぁっ…キツイね……色んな意味で…」
ググっと更に中に入ると、鋭い痛みが走った。
『ぁっ……んっ…んんー……』
涙が流れ落ち、先生の背中に爪を立てた。
「雫…僕は平気だから、そうやってつかまってていいよ。引っ掻いてもいいし、噛んでもいい…
もうちょっとだからね。」
『はぁっ…せんせっ……』
「ん?」
『大好き……止めないで…絶対…
先生と…早く一つになりたいっ…』
「…ふふっ…雫は僕が言いたいこと…全部先に言うんだから。大丈夫、止めないよ…
僕も同じ気持ちだ。」
ナカに圧迫感を感じ、深く呼吸する。
「はぁっ…雫…全部入ったよ。」
うっすらと汗をかいた先生は髪をかき上げ、唇に口づけた。
『…本…当?』
先生の逞しくて、すべすべとした背中にゆっくりと腕を回す。
「うん、本当…触ってごらん。」
先生に誘導されて下半身に手を伸ばすと、蜜口の硬いモノに触れることができた。
『ぁ……太…い…』
「ふふっ、煽らないでよ…動きたくて堪んないんだから…」
『先生と…繋がってる……』
「…嬉しいよ、雫。」
唇を重ね、唾液を絡めると少し痛みが和らいできた。
「濡れてきた…動いてもいい?」
『ぁ…待って…』
「痛い?」
首を横に振る。
『先生がここにいるの…嬉しい…』
「………」
先生は恥骨の上あたりを擦る私の手を握り、ベッドに縫い付けた。
「雫が可愛い事するから…
止められそうにない…ごめん…」
膝を滑り込ませて私の脚を大きく開くと、先生はゆっくりと抽挿を始めた。
『ぁんっ…先っ…生…』
ジュプっ…ジュプっという卑猥な水音が響く。