第1章 アタシんちの男子part1

千里（ハア、ハア、 もう、いやだ。）
ヤクザ『おらぁ！まてー！止まれー！』
千里（っもう！しつこい！なんで、あたしがこんな目に逢わないといけないの？逃げても逃げても、探されて追いかけられて 唯一の父親にも、見捨てれ、それでもひっしで、ホームレスやって生き延びてアタシの人生どうなってんの？）
キョロキョロ千里（どっか、隠れるとこ！）
キラッ 100円
千里（100円 ほしい！）
ヤクザ『やっと、追いついたぜ。散々手間ァかけさせやって。テメェの、親父がカジノで作った1億！！払ってもらおーか』
千里（てゆーかその、借金親父が作ったんだからあたし関係ないんだけと！！）
ヤクザ『無理無理これ見て？保証人のところお前の名前がはいってんだから』
千里（それっ！あたしが払う必要あんの？弁護士とかに聞いて）
ヤクザ『うっせーんだよ！おれたちゃヤクザなんだ。こんなもんどーだっていーンだよ。ただ、金払えっつってんだよ！言っとくが死なせねえよ？払えねぇんなら死より苦しい地獄がまってんだからな・・・』