第17章 食堂で大パニック?part1
次の日、帰ってきたチサトは南波先輩と話していた。
南波[んで?どうだったんだよ。夜は。ニヤニヤ]
チサト(べ、べつにな、なにも。)
南波[嘘つけ。あの子の名前教えろよ~。]
チサト(教えろつっても。ミ、ミズキです~。)
南波[な、なに?ミ、ミズキだと!]
そこへ、みずきがやって来る。
みずき(おはようございます南波先輩。)
南波[くっはー。喜べ。みずき!!!チサトの彼女がミズキだとよ~。]
みずき(ギクッ。へ、へーそうなんですか。)
チサトが、ジェスチャーで伝えてくる。
ゴメン。許して。
チサト(な、南波先輩。ご飯食べましょう。)
ちなみに、学校は休みだ。
中津『フワー。あー、ねむっ。』
南波[おおー。中津いいところに来たなぁー。]
中津『え?なんすか?』
南波[なんと!チサトの彼女がミズキだとよ。]
中津が、みずきの方向を見る。
中津『ジー。』
みずき(な、なに?中津。)
中津『イ、イや。なんも。』
南波[まっ、とりあえず、飯くおーぜ。朝飯は?]
関目{えーと、ご飯。味噌汁。鮭。お茶。ですね。}
南波[んだよ。せっかく、チサトに彼女ができたというのに~。まぁ、いいや。]
みんな〈いっただきまーす。〉
朝の食堂に声が響いた。