第11章 あとがき
ぎぞくさんの守護霊がいないことについて
ぎぞくさんについて嫌いとかではないんです、許して下さい()
ぎぞくさんは手先が器用で自力でガンガン行くタイプだろうと思いましたので、守護霊はいないのだろう(もしくは弱くてもいいのだろう)という考察でこのような設定になりました
これは白蛇さんが「自我の力が強い」と語っているのでその通りということにしていますが、その理由は、この前守護霊についてちゃんと調べたからというのもあります
守護霊というのは一人につき一人は憑いているらしいのです
ただ、一人の守護霊では憑き主を守護したり補助し切れなくなったりすると、他の守護霊が派遣されたり、守護霊を補助する守護霊が憑いたりするらしいです
つまり、逆を言うと実力の高い人は守護霊が少ない説
そういうことでぎぞくさんには守護霊がいないという設定にしました。本当は一人くらいはいるかもしれませんが、そこまでの想像が行き届かず、どのような守護霊なのか姿形にはならなかったのです、すみません
それに星座の話に戻すと、ぎぞくさんは牡羊座さんの性質を持っていますし
牡羊座さんは自力で前線荒らしをしてくれるような、強い力とパワフルさを持ち合わせている気がしたのです。それはグループの中でもよく現れている気がします。みんなを引っ張っていく前衛部隊員のような
ただぎぞくさんは、同時に優しい一面も持ち合わせていますよね。誰かに何かを教える時、誰かにキャリーをする時、配慮をする時どうしたらいいか、と的確に判断することにも優れているように思いますので、直情型ではないのも好感が持てます
そうなったらやっぱり守護霊は必要ないのでは……?と
これはぎぞくさんを仲間外れにしたかったのではなく、彼自身の力が元々このように高いため、守護霊がいないということになりました
なので運試しがちょっと苦手なのかもしれませんが……
そこは、他三人の強くて独特な守護霊に影響を受けてその恩恵を受けているのでは、と考察します。三人だけではなく、守護霊たちも彼が心優しい人間であるということは分かっているでしょうから、守護をしていることもあるのでは、と
だから「私」も助けてもらえたのかもしれませんね。彼らと関わる人間もいい人だろうから守護しよう、と
そういうことでぎぞくさんのお話はここまでにします