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二作目 宍戸真二

第1章 本編


俺の名前は、宍戸真二。
都立 神山高校の夜間定時制に通う、
高校二年生の16歳だ。

俺には、気になる人がいた。
それは、前の席にいる、東雲絵名ちゃんという、
女の子だった。

どういう訳か…SNSで、アップされている。
彼女に一目惚れしてしまい、
声をかけようとする、機会を伺っていたが、
なかなか、上手くいかなかった。

「あぁ…今日も、失敗だな…
どーしたら、絵名ちゃんに、振り向いて貰えるんだろう…」

そんなことを、考えるような日々を送っていた。

そして、自宅に帰宅して、お風呂に入った後、
自分の部屋に向かった。

そして、SNSをチェックした、
いつも通り、絵名ちゃんこと、えななんが投稿している。

SNSに、いいねを付けていく、
それが、いつしか、俺の日課になっていた。

こんなに、可愛い女の子が、俺の身近にいるなんて…
そう、妄想しながら、25時に寝た。

それから、午前11時になり、俺は目を覚ますのだった。
普通なら、かなり遅い時間帯だが、
夜間定時制に通っている、性質上、
朝方に起きることは、滅多にないのだ。

そして、学校の時間 夕方17時頃

今日も、俺の前の席に、お目当てである、
東雲絵名ちゃんが、ため息をつきながら、
座っていたのだった。

「はぁ…今日も授業か…
あ! そうだ! 家であげた、自撮り、
伸びているかな?」

俺も、彼女の自撮りに、いいねを押したところである、
本人は、まったく気づいていないけど!

「フフッ。いいねが、増えてる! 増えてる!」

本人が、ご満悦で、よかったと、言ったところか…

「あ、このフォロワー 新しいアクセサリーだって、
気づいてくれている、
前に、つぶやいた、ブランドだって、ことも…
しかも、フォロワーまで、増えてる!」

俺は、もちろん、彼女のSNSをフォロワーしている

ヒマな時間帯に、よく見ているのだ。
そして、授業開始のチャイムが鳴ってきて…

「わ、もう、授業が始まっちゃう!
もっと、見たかったけど、仕方ないか…
リプ確認は、授業後の楽しみにしよーと!」

そして、学校帰り…

「はぁ…今日も絵名ちゃんに、話しかけることさえ、
出来なかった…どうしたらいいんだろ
異性の壁というか、なんというか…」

一体、どうなる…?
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