第60章 同棲生活開始
「あっ、あぁあっ…ああぁんッ
あぁ、ん、あ、あぁああぁああ――ッ!」
『巴さん…ッ、
キスっ……したいです…ッ』
彼が…切なそうな…声で
そう…こっちに言って来て
後ろを…向く様に促されて
キスをお互いに貪るようにして求めあう。
腰の動きは…少し緩むが
キスをしながらクチクチと
彼の手がクリトリスを弄って来るから
アソコがギュウギュウと締まって、
キスをされながらもイってしまっていた。
『巴さん…ッ…出します…よ?』
「んあぁぁッ、来てッ…
んあっぁあ、来てぇえっ…」
彼のキスから解放されると、
パンパンパンッパン…パンッ…
こっちが…どうにか…なって
しまうんじゃないかって程に
それまでとは比べ物にならない
パワフルなピストンで最奥を抉られて
悲鳴にも似た声を上げながら
巴は絶頂を…繰り返す。
「やぁぁっんんっ、あぁあっ
んぅ、あぁ、あぁぁあぁあ゛ぁあーーん」
ばちゅん…と…奥に亀頭を
押し付けながらドクドクと…
コンドームの向こう側で
彼が…精液を吐き出して居て。
そのまま…繋がったままで
ベッドの上…重なったままで崩れていく。
「んぁ…ぁ…んっ…」
『…巴さん…
気持ち良かった…ですか?』
「う…うん…何度も…イっちゃって…
まだ…動けそうに…ない…感じ…」
ズンッと…腰を打ちつけられて
ギュウウと彼に後ろから
痛い程の力で抱きしめられてしまって。
しばらく…寝落ち…していたみたいで、
彼にパジャマを着る様に促されて
下着をしないままでパジャマだけ
睡魔に抗いながらも
適当に着るだけ着て、…そのまま眠った。
ーーー
ーー
ー
目を醒ましたら…4月12日の…
3時過ぎ…位で…
何か…スースーすると思ってたら
ナイトブラもショーツもしてないままで
パジャマだけ…自分が着ていたので。
これは…通りでスースーする訳だと。
彼を起こさない様にそっと
ベッドを抜け出して
カラカラになった喉を潤して
ビデでアソコを洗って
下着を付け直してパジャマを着て
眠っている彼の隣に潜り込んで
おやすみなさいのキスをそっと
眠っている港斗の頬にして
満たされた気分で…
巴は眠りに就いた。