第59章 お風呂えっち
脱衣所で服を脱いで
うちから持って来ていた
ランドリーバスケットに
着ていた服を入れた。
一緒に中に入って、
シャワーで頭を濡らして
シャンプーをしていると。
『身体…お互いに、
洗い合いっこ…しましょうよ…』
私よりも一足先に、
シャンプーをし終えて
トリートメントをしながら
彼がこっちに声を掛けて来た。
「それは…別に…いいけど…」
寒い時期は風邪引いちゃいそうだし
お風呂えっちは、暖かくなるまで
しばらくお休みって話になってたけど。
私が生理の時以外は、
お風呂には一緒にずっと入ってたし。
身体の洗い合いっこ…の
ちょっとえっちな感じのやつとかは
寒い時もしてたから…。
ある意味…いつも通り…なんだけど…。
こっちが…シャンプーを終えて
トリートメントをして洗い流すと。
バスルームの壁に
両手を付くように言われて、
巴が港斗の言葉通りに
お風呂用の椅子から立ち上がって
バスルームの壁に手を付くと。
彼が巴の背中にヌルヌルと…
手でボディソープを塗って来る。
ヌルヌルになった巴の背中に
自分の身体を押し付けて来る。
後ろから手を彼が回して来て
首や…デコルテ…や…肩に
二の腕の辺りを…洗って来て。
一度…ポンプを押して
自分の手の平にボディソープを
足すと…にゅる…にゅる…と
おっぱいの全体に、彼の手が
ボディソープを塗り込んで来て。
クリクリと…乳輪の所に
指先で円を描いて…塗り込んで来る。
はむ……と…後ろから
耳を甘噛みされて…、
びくっと…巴の身体が跳ねた…。
はぁ…と…耳に掛かる
彼の吐息が熱くて……。
それに…。
お尻に…硬いのが…当たってる…。
ぬるぬる…っと…おっぱいの
先端の突起の部分に
彼の指がソープを馴染ませて来て。
愛撫されてるのか…、丁寧に
念入りに洗われてるのか…
どっちなのか…分からなくなる…。
『巴さん…も…
僕の身体…、洗ってくれますか?』
バックハグの体勢から…
巴が自分の身体を
彼の方に向き直ると。
自分の手にボディソープを取って
彼の鍛えられた筋肉を…
手の平で確かめていく様にして
ボディソープを塗り込んで行った。