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12歳年下の彼に溺愛される話

第55章 2024年4月5日



2024年の…4月…を迎えて

今月からいよいよ…12歳年下の彼である。

生田港斗君と…、今住んでいるアパートの

近くにあるテラスハウスで一緒に

同棲を開始する事になっている。

彼は…3月末に先に引っ越しを終えていて。

その引っ越しには…港斗君と同じ

個人経営の病院で働いている

看護師の蛯名葵ちゃんと
小林壮太君と…
それから港斗君の大学時代の
同級生の人がお手伝いに来てくれて。

今日は…その…引っ越しの…
お祝いとか…お手伝いをふたりに
して貰ったお礼も兼ねて、
丁度…神戸の桜も見頃を迎えて満開だし。

仕事の帰りに…合流して、
神戸の桜の名所である
王子動物園の春の風物詩である。

”夜桜通り抜け”に4人で行く事になっている。

その後は…三宮で…飲んで帰ろうって
そんな感じの…話になってるんだけど。

港斗君は…丁度…今日…辺りに
巴さんの生理も終わる日ですし。
三宮のラブホテルにお泊りしましょうよと
そんな感じに言っていたので。

今日は…お泊りする…予定…なんだけども。

今月は…今月で…、妹の千冬が
出産する予定…だから。
産まれたら…家も…大変だから
引っ越しは13日14日に
するつもりだったんだけど。
私が今使ってる家電を…7日には
回収されてしまう事になっていて…。
その時に…ベッドも実家に
持って帰って貰うって話になってるから。

彼がもう…前倒しで
同棲開始しちゃいましょうかって
そんな風に言ってた…んだけど…。

生活家電…ほぼほぼ全部…
7日に無くなっちゃうから。
家でご飯も炊けないしなぁ…。
お洗濯も…出来ないし…。

洗濯に関しては…まぁ最悪
ちょっとぐらいなら溜めてもいいし。

10日の水曜日は…
荷物運びつつ…彼の新居と言うか
ふたりの新居に泊まって
お洗濯して…そのまま
あっちに置いて来たらいいか…。

外でクラクションが鳴って、
彼が迎えに来てくれたのに気がついて。

巴が部屋の外に出ると、
アパートの駐車場に彼の車があって。
後部座席の所で葵がこっちに手を振っていて。
葵の隣に座って居る小林が
こっちに軽く頭を下げて来たので。
巴が葵に手を振って、
小林に頭を下げると。


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