第36章  チョコよりも…いちごよりも甘く

「あぁんっ、あん、はぁんッ
んんぅ、ああぁ、あああぁあんッ！
あっ、んんッ、凄い…イイッ…」

ジンジンと…疼いている
アソコを彼のペニスで
ガシガシと擦られてしまって。
普段だったら痛くなっちゃいそうな
激しいピストンでも…、
アソコからは絶え間なく愛液が
溢れて滲んで来て居るから。

くちゅっ…くちゅ…ぐちゅ…と
繋がっている部分からえっちな
音がピストンの度に漏れて来る。

『巴さ…ん…、
…このまま…僕も…ッ、
イっても…良いですか？』

「あっ、あっ…、ああぁんッ…
来てぇ…ッ、んあああぁんッ」

ぎゅううと彼に肩に縋り付いて
自分の足を彼の腰に絡めると
グググっと…お互いの
性器と性器の結合が深くなる。

『巴さんッ…巴さ…ん…ッ』

「あっ、んんぅ、港斗くんッ
あああっ、んっ、みなと…君ッ…」

『巴さん…、んッ…』

「んっ、んんぅ…んんっ…！」

彼の唇に唇を奪われる様にして
塞がれると。バチュンッパチュンッと
彼が激しく腰を打ちつけて来て
その激しいピストンの度に
チカチカと強烈な快感に
目の前に真っ白の星が散ったみたいになる。

ギュウウウッ…と…自分の中が
彼のペニスを自分の中に
引き込むようにして締まりながら
収縮して蠕動して蠢く。

「ああっ！！んんっ、んっ
ふ、あはぁあああぁ―――ッん！」

バチュンッバチュンッパンッ
パンッパンッ…肌と肌のぶつかり合う音と
叫び声にも似た絶頂の喘ぎと
結合部から漏れる水音が
部屋の中で解けて混じって１つになって行く。

パン…パンッ…パンッ…パンッ

真っ白の世界に…溶けて…
自分の境界線が白…に塗り替えられて
目の覚めるような…鮮烈な白に
一瞬にしては昇り詰めて
また一瞬にして落ちて
そしてまた…一瞬で昇り詰めて行く。

「あっ、あ、あ、あぁんッ
あっ、ンんッ、んふ、はぁ、
ああぁん゛あぁあぁ―――――ッ！！」

大きな絶頂の…波を…迎えて
大きく巴が背中を弓なりに
しならせてそのまま…ふっと脱力する。

どくっ…どく…っと…
自分の中で…彼のペニスが
脈打ちなが射精してるのを感じて。

さっき…リップを塗り込まれた場所を
彼が指で擦って来て。