第36章 チョコよりも…いちごよりも甘く
SKYN って黒い箱に
書いてあるコンドームで。
煽りみたいなの…が…シールで
コンドームの箱に貼ってあるんだけど。
”世界で3秒に1回売れてる”とか
”97%が推奨”とか
黒い箱だけど色んな種類があって
3秒に1個とかって…
どれだけこれ人気なのって思ってたけど。
色んな種類があるSKYN の
大きいサイズのを彼は
今日の為に買ってくれてたみたいで。
『大丈夫ですよ、巴さん
これも…黒じゃない…んで』
前に黒が嫌って…言った訳じゃ
無いんだけど…、彼の中で
黒いコンドームが私が
苦手って感じに思ってるみたいで。
『0.01とか0.02とかの
薄さで気持ちいタイプじゃなくて
分厚いけど…気持ちいい…
ゴム…らしいですよ?』
そう言いながら…彼が
SKYNを装着していて。
スリスリと…陰列を…
亀頭で擦り付けて来た時に…。
あ…温かいって感じて。
あの…薄いゴム…は…
普通のコンドームと違って
擦って貰った時に
相手の体温をしっかりと感じるんだけど。
あの…何とも言えない…
ちょっとキシキシと…軋む感じが
してる最中にちょっと…
気になるなって時があって。
温かくて…気持ちいいんだけど…って。
ゴムしてますッって…感じとも
違う種類の…違和感があって…。
ちょっと…気になる時は…
あるにはあった感じ…なんだけど…。
『あの…薄い感じのゴムって、
女の人はゴワゴワしたりして、
擦れて痛いから嫌いだって
そんな話を…聞いたんですよ…』
これは…そう言うの…無いらしいですよ。
と…言いながら…彼が
ズブブブッ…と中に入って来て。
「んあああぁあんっ!」
中ッ…温かいッ…。
「みッ、港斗君…。ねっ、
ねぇっ、これっ…ゴム着けてる?」
『ゴム…着けてないみたいですか?
大丈夫ですよ、ちゃんと着いてますよ』
さっき僕がゴムを着けるのを
見てたでしょと言いたげに、
彼にちゃんと着けてますよと。
「んっ…ッ、…ゴム…しないで
してる…みたい…っ、あんっ…ぁあん」
お互いの性器が…ピッタリと
寄り添い合ってるみたいで。
吸い付いて絡み合あってるみたい。
ギシギシするような…違和感が
全然…無くて…、本当に
生…で…してる…みたい。