第31章 ２月７日の水曜日

そのまま…腰が…砕けた様に
へにゃ…と…体勢を崩すと。

よしよしと…彼に
腰を擦られてしまって。
ビクビクっと…巴の腰が跳ねた。

こっちの体勢が崩れてるのも
構う様子もなく、指を中に
ズブブブッっと彼が沈めて来て。

「あっ…んんっ…あぁああっ！
あっ、あっ…あああっ…ンんッ！！」

彼が指で中をかき回すと、
そのリズムに合わせて
巴の口から喘ぎ声が漏れる。

『折角ですしこのまま…、
寝バックから…しましょうか？
あ、今日は…オカモトの方の
０．０２ミリ…買って来ましたんで』

こっちは…うつ伏せになってるから、
後ろからそう彼の声がして、
新しいコンドームの箱を
開けている…だろうなって音がして。

コンドームを装着し終わったのか
彼がこっちの身体の上に
折り重なって来て。足を挿入が
しやすい様に少し開いてと言われて。

すすす…と…
巴が足の間を開くと
港斗が自分のペニスを支えて
亀頭を陰列に擦り付けて来て。
後ろからコスコスと…、
ポリウレタンのゴム越しに
クリトリスを擦られてしまう。

「んあああっ！あっ…ダメぇえっ
んんっ温かいッ…の…っ…
おちんちん…で…擦っちゃ…ああっ！」

『これが…良いのは、
サガミでもオカモトでも…
０．０２でも一緒みたいですね…？』

そう…言いながらも擦って来るから
生チンポでも…、普通の
ラテックスのゴムチンポとも違う
温かさが…気持ち良くて。

「ふぁぁあ…ぁ…んっ、あっ、あっ
んああぁぁあ――――ッ！！」

こっちが…クリトリスを
ラテックスのゴムチンポで
擦られてイって居る最中も
更にコシコシと擦り付け来られて。

「あんんっ、これっ…ダメッ
ああぁんんっ、イクぅッ…ッ
また、イ…ちゃ…ぅうっ、あぁっ
はぁぁああぁ―――ッンッ！！」

こっちが…それでまたイクのを
彼が…見て確認すると。

『巴さん…挿れますよ？』

後ろからズブブブッ…と、
クリイキしたばかりで
敏感になっているアソコに
ペニスを差し込んで来て。

「……――ッ！ンッ
んあぁ、ンああぁあああッ！！」

彼の足で足を挟んでぎゅっと
閉じさせられると、自分の中が
ぎゅっと締まって…、
彼のペニスの存在感が増すのを感じる。