第27章 城崎温泉の…夜
浅い結合しか楽しめない
寝バックでも…深く
繋がり合う事が出来て
快感が更に増して来る。
『腰…辛くないですか?
枕…お腹の下に入れましょうか?』
こっちの腰が辛くない様に
お腹の下に枕を差し込んでくれて
枕にお腹を乗せる事で、
こっちが腰を浮かせなくても
腰が浮いた姿勢になる。
パンッパンッと…お尻に
後ろから激しく腰を打ちつけられて。
「やぁあっ、んあああっ
はぁ、ああぁ、んああああぁ゛んッ!!」
大きな喘ぎ声を上げて、
後ろから激しく
まるで犯されてるみたいに
彼に突かれてしまって。
何度も…イってしまって居て…。
パンッパチュンッパンッパンッ…
「んぅ、はぁぁあっ、んんっ
ああっ、あああぁあ゛―――ッん!!」
何度目か…も…分からない
絶頂の…時に…、
自分の中でドクドクと…
彼のペニスが脈打ちながら。
射精しているのを…感じて。
そのまま…上から
彼が…圧し掛かって来られて。
脱力してる彼に…
潰されそうになりつつ…。
セックスの余韻を…楽しんで。
ちゅぅ…っと…項に吸い付かれて。
薄く…跡を残されるのを感じる。
『巴さん、今から寝て。
朝になったら…、朝ご飯の前に
朝風呂しに行きましょうよ』
「って…港斗君、今、項に
キスマーク付けて無かった?」
『付けてませんよ、跡が付く程
吸ってませんって…、大丈夫ですよ』
繋がったままで寝たいと言う彼に
抜いてからですと…言って。
不満そうにしながらも
彼が身体を離すと。
使い終わったコンドームの
後片付けをしていて。
脱ぎ散らかして捨てたみたいに
落ちていた温泉浴衣を拾い上げると
軽くにだけ身体に巻き付けて。
おトイレに行ってから
彼が待っているベッドに潜り込んで
おやすみなさいのキスをした。
『おやすみなさい…巴さん』
「うん、おやすみなさい…港斗君」
こんな風にして…、
私と12歳と下の彼の
港斗君と…城崎温泉での夜を過ごした。
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