第20章 2人の年越し
『出ちゃっても…良いですよ?
巴さんが…そうなっちゃう所…
僕に見せてくれる…って事ですよね?』
「やあぁ…ッ…、
そんなの…ぉ…、無理…ッ
ダメッ、ダメッ、ンん゛ッ
出ちゃうのだめえぇッ」
『毛布も敷きパッドも
汚しちゃったら…
外して、洗えば良いんですよ~』
そう…彼が…小さい子供が
おねしょでもしたのを
宥める様にして言って来て。
「ンあああぁ…んんぅ…
そう言う…問題じゃ…ないぃいッ」
尿道口の周囲の辺りを
弄って居た指が降りて来て。
その下のぽっこりと
隆起した部分に触れて来ると
やんわりとして甘い快感が広がる。
「あぁあっ…んんっ…はぁ、
はぁ、あああんぅ…、はぁぅ…ぁ…」
ヌル…と指が中に入って来て。
中を指で弄りながら
胸の先に舌を這わされて
先の突起を舌で弄ばれると
アソコがギュウウと収縮して。
中に…愛液が滲んで潤って来る。
巴のお腹側の壁の
ザラザラとしたGスポットに
指を添えて小刻みに
震わせる様にして揺らして来られて。
そこを揺さぶられる度に
子宮と膣に快感が広がって行くのを感じる。
ぎゅうぎゅうと…彼の指を
気持ちいい…と伝える様に
もっと…と伝える様に
自分の中が…
締め付けて締め上げていて。
「んあぁあっ…んんぁう
あぁ、んんぁあっ―――ッ!!」
そのまま…彼に指でイカされて
中に入れた指はそのままに
親指でクリトリスも同時に弄られると。
ビクビクっと…快感が一瞬で
自分の中で弾けて身体を震わせていた。
「んやぁあっ、一緒にしちゃぁあ…
んだめぇえ、イッちゃあぁ、ああっ
んんっ、ふぁ、ああああ゛―――ッ!!」
『イッ…ちゃいましたか?巴さん。
今度は…指じゃなくて…、
僕の…こっちで…イキましょうね?』
嬉しそうな顔をしてそう言いながら
港斗が赤い箱の中から
金色のパッケージを取り出して。
巴が…プレゼントした、
0.01ミリの透明の
コンドームを自分のペニスに装着する。
『これ…ちょっと…、
薄いからかなのか知りませんけど
普通のゴムより、着けにくいですね…』
そう言われたら、何か…
巻いてる所降ろすの…
しにくかった…様な…気がする。