第20章 ２人の年越し

「んあぁあ…んんっ…、違う…
いつもの…黒いのと…全然違う…っ」

『凄いですね…これ……、
巴さんの中の…ぬくもりが…
伝わって来ます…ね…ッ…』

あれ？…港斗…君…、
いつもよりも…かなり…
気持ちが良さそう…な…感じ？

ゆっくり…と…自分の中に
彼のペニスを馴染ませて行く様に。
巴が自分の腰を落とし込むと。
グイグイと…腰を前後に揺すって。
グラインドさせる…。

温かい……。

繋がってる所…溶ける…みたい…。

「んはぁ、あぁ…んん、あん…っ…。
んぁ、…お腹の中…、
温かい…感じが…する…ぅ
んあぁっ…、んんっ…はぁあ…ッ」

お互いの性器が馴染む感じ
体温と体温が混じり合って
蕩ける様な感覚がする。

高いなって思ったけど…。

いつもしてる黒いゴムと…全然違う…。

生…で…してる…みたい…。

温かい…感じ…気持ちい…い。

でも…ちょっとだけ…違和感みたいな

ギシギシする感じ………が

僅かに…だけど…、あるな……。

生だったら…ギシギシ無くて…、

ヌルヌルに…なる感じ…がするけど…。

これで…ヌルヌル…多かったら…ッ…。

して無い感じ…に…なるかも…？

『巴さん…ッ
…これ…良すぎて…
色々…やばい…かも…知れません…』

私が…感じてるみたいに、

彼の方も…気持ちいい…みたい…。

ズンっと下から突き上げられて。

「ンああぁんッ」

巴が大きく自分の背中を反らして
身体をしならせながら喘いだ。

彼が自分の身体を起こして来て。
対面座位の姿勢になると。
グイグイと下から突きあげられて
身体をゆさゆさと揺さぶられる。

ぎゅっと…彼の肩に腕を回して
巴が港斗に縋り付くと
お互いの唇を合わせてキスをする。

『巴さん…身体…倒しますよ？』

そう言われて、対面座位から
こっちの身体をベッドの上に倒して来て。
上から彼が圧し掛かって来る。
ズブッズブと…杭を打ち込まれて
膣の壁を…擦られる度に…
繋がってる所が熱く痺れる。