第19章 2人の年末
コタツの中に巴が手を伸ばして
中にある港斗の頭をよしよしとすると。
トントンとその肩を叩いて
こっちと交代して欲しいと伝える。
『そうですよね、折角の
コタツえっちですもんね。
巴さんも…こっち…
体験して、みたかったんですか?』
こっちばっかりして貰うのも
なんだか申し訳ないし、
彼はコタツの中なのだから。
暑くなり過ぎちゃってのぼせないかって
そっちが心配で声を掛けたんだけど…。
こっちが身体を横に退けると、
コタツの中から港斗が出て来て。
ゴロンと横になってくれたので。
自分がそうしやすい様に
さっき彼がしてたみたいに
巴も自分の身体を
コタツの中に潜り込ませた。
彼に足を開いて貰って
その間に収まると。
港斗君の…は、元気いっぱいで
おへその方を向いちゃってるから。
目の前には彼の陰嚢があって。
陰嚢と陰茎の境目に巴がキスをする。
コタツが邪魔して…思う様に
フェラもしにくい感じがして。
その姿勢を制限される状況に
チロチロと…陰嚢に舌を這わせながら。
ペニス…を…手で扱いて。
『頭…打ちそうですか?』
「コタツから…腰…出して貰えたら
出来そうな…感じ…がする…」
要するに私の頭から肩が
コタツの中だと…
満足にフェラも出来ないから
もうちょっと出て欲しいとお願いして。
ズイっと…彼が身体をちょっと
上に移動させてくれて。
コタツのテーブルの下から
頭を巴が出して。
ツツツと…舌で、港斗のペニスを
下から上へと舐め上げて行く。
『身体座った方が良いですかね?』
床の上に付けて居た上半身を起こすと。
彼のペニスが上を向くから。
こっちが…自分の身体を
肘で支えてフェラをすれば
彼のペニスを…咥える事が出来る。
こっちが被ってるコタツ布団を
ぺらっと…彼が捲って来るから
コタツ布団に隠れて
フェラしてた姿が晒されてしまった。
『巴さんに、
フェラされてる所…、
見たくなっちゃいました』
冬場でそんな今は
汗を掻く時期じゃないけど
彼はまだシャワーをしてないから。
濃厚な…香りが…口の中から
鼻の方へと抜けて充満して行く。