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12歳年下の彼に溺愛される話

第19章 2人の年末



えっちする時に…コンドームて
どこのやつ使ってるって
そんな話が…美咲さんの口から
出て来るとは思って無くて…。

話を聞いていたら、美咲さんの所は
ご主人がいるんだけど…。
レスだったみたいで、つい先日
クリスマスに…4ヶ月ぶりに
旦那さんとしたのと…いう話で…。
その時に…旦那さんが…
買って来てくれた…ある物が…。
いつものと全然違うからと
凄いオススメされてしまって。

その…
薄さ0.01ミリのコンドームを。
使った事ないんだったら、
全然違うから試してみて欲しいと。
普段の美咲さんからは、想像が
出来ない様な勢いで力説されてしまって。

次の予約が入ってないからと
施術が終わった後も
もう一度お茶を出して貰って
ゆっくりして過ごして居たのだけども。

いつもは何を使ってるの?と
美咲さんに聞かれたので。
パッケージに蝶々の絵柄になってる
金色の箱のやつだと言うと。
金色のなんてあった?と不思議そうな
顔をして、自分のスマートフォンで
そのコンドームを検索したみたいで。

『友坂さんの…彼は…、
その……大きい…の…ね…?』

そう恥ずかしそうに頬を染めながら
こっちにそう言って来たので、
どう言う事??ってなって、
自分のスマートフォンで、
アパートに置いている、
金色の箱のコンドームを調べて。
あ…ッ…成程…ってなったんだけど。

そうか…、私…その
基準になる人が…雄介さん位しか
いなかったから…、
そうか…雄介さんに比べて
大分…大きいなって思ってたんだけど。

大きかった…んだ…と…。

その日の夜は…適当な感じに済ませて。

明日は…予定の無い…休みだから。

家のお掃除とか済ませて置いて。
妹と…、年末だから家にいる
大和と一緒にランチにでも行こうかな…。

そう思って妹の千冬にLINEをしたら。
一緒に姫センに行かないかと言われて。
本当は旦那さんと一緒に、
30日に行く予定だったんだけど。
千冬の旦那さんがインフルになった人の
代りで出ないといけなくなったらしい。


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