第17章 彼と私のクリスマス
彼がそれしか言わなかったから
逆にそれしか用意のし様が
私には無かった…んだけど。
『え?良いんですか?
えっちなサンタさんの恰好した
巴さんを貰っちゃっても…?』
「いや…その…安物の…
サンタの衣裳だし…、
港斗君が用意してくれた
クリスマスプレゼントに比べたら…」
自分が用意した物なんて…
全然大したものじゃない…のにな。
『嬉しいです、巴さん』
「え、でも…全然…
大したものじゃ…無いって言うか」
『じゃあ…先に…
僕、シャワーして来ますね』
彼がバスルームに
シャワーを浴びに行っている間に
キャリーバックの中から
サンタのコスプレ衣裳と、
赤のセクシーランジェリーと、
赤のファーの手錠と、
セットのアイマスクを取り出した。
一応……、下の毛は…
剃るだけだとすぐ生えちゃうから。
前もって…アンダーヘアにも
使える除毛クリームで処理してある。
だって…えっちな下着が…
かなり…布面積が小さいので
色々…はみ出しそうな感じで……。
処理を…はみ出さない様に
広範囲にする必要があったのだけど。
濃くはないけど…
それなりには…ある…からな…。
15分…程して
彼がこっちに戻って来て。
頭拭いてたから、
頭も洗ってたみたいだけど。
まぁ…私がシャワーしてる間に
彼の長さなら十分乾かせるけど…。
『巴さん、お先でした。
どうぞ、シャワー使って下さい』
「う、うん…ありがとう。
じゃあ…私もシャワーしてくるね」
まだ化粧は落とせないので、
すっぴんでサンタコスは
ちょっと色々無理があるし。
ザァアアアアァッ…
シャワーを身体だけに浴びて
身体を丁寧に浴びて、
用意していたセクシーランジェリーを
身に着けて…目の前の大きな鏡に
映って居る姿を確認する。
おっぱいが大胆に、
フルオープンになってる
ベビードールなのだが、
フルオープンになっている
バストの部分にリボンがついて居て。
リボンを胸の前で
蝶々結びにして結べば、
胸の先の突起は綺麗に
隠れる様になっている。
下のショーツは…
これじゃないんだけど。
一緒に注文したやつを合わせた。
Tバックになって居て。
Tの縦と横が交わる場所は
ハートのレースがついて居る。