第17章 彼と私のクリスマス
地上のエリアのは
そんなに展示は多く無くて
スルスルと回る事が出来た。
シャガールやピカソのゲルニカ。
トロンプルイユのだまし絵や、
レンブラントの自画像を楽しんで。
大塚国際美術館を後にした。
美術館に結構滞在してたので、
淡路島に戻ってすぐの場所にある。
絶景が楽しめる
絶景レストランうずの丘で
贅沢なうにしゃぶのランチを頂いて。
淡路牛のうにしゃぶ…と、
淡路島に冬来たんだったら
3年トラフグも食べましょうよと。
小さいサイズのてっさと、
ふぐの唐揚げも追加で注文していて。
かなり…リッチな…ランチを
ご馳走になるのは忍びなく感じて。
お店をでてから、彼の
コートのポケットに
1万円を…こっそりと押し込んだ。
いいんですよ、そんなのと
言われてしまって。
こっちが…年上だし…、
ちょっと位は…と言うと。
これは受け取るけど、これ以上は
死んでも受け取らないと彼が言って。
その今のこれは受け取って
後は死んでも受け取らないの意味を。
巴は後で知る事になるのだが。
妹には大塚国際美術館の
バラの壁の前で撮ったのを
LINEで送ったら、それどこ?と
かなり食い気味で返事が来たので。
徳島だよと伝えて置いた。
お昼ご飯を食べたうずの丘から
淡路島を北上して30分程で、
淡路ファームパーク
イングランドの丘についた。
インランドの丘と言えば
有名なのはコアラで。
世界最高齢の飼育コアラとして
ギネス登録されたコアラのみどりが
飼育されていた施設がここになる。
コアラと言うのは
エサに五月蠅いらしく、
それぞれのコアラ1頭1頭に
好みのユーカリがあって、
ユーカリに種類があるのも驚きだが。
動物園で飼育されている動物の中で
一番飼育にコストがかかる動物が
コアラだって…言う話を
昔なにかのテレビで観た記憶がある。
イングランドの丘は2つのエリアに
分かれていて、距離があるので
無料のトラムカーに乗って。
のんびりと園内の景色を楽しみながら。
コアラが居る、
イングランドエリアへ移動する。
広い牧場エリアでは、
もこもこの毛をした羊が
美味しそうに草を食べていて。
のんびりとした時間が流れている。