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12歳年下の彼に溺愛される話

第16章 12月17日から…12月22日




夕食のハンバーグを
煮込みハンバーグにするか。
それともチーズフォンデュ
ハンバーグにするかで。

真剣に悩んでいる、
私の12歳年下の彼は
いざという時はとっても
頼りになる彼だけど。

やっぱり…、こうしてると
年相応…な感じがして
可愛いなって思ってしまう…。

「うん、ゆっくり
考えてくれたらいいよ?
どっちでも…そんなに…
材料変わらないし。
じゃあ、両方食べちゃう?
煮込みハンバーグと
カマンベールファンデュにする?」

『良いんですか?そんな
両方…なんて…、大変なんじゃ…』

「いや…大丈夫だよ?
大変な要素が無さ過ぎるし
そんな大層な事しないから…」

そんな会話をして、
木曜日の朝は別れて。

巴は自分の職場に向かった。

その日の仕事に行くと、

残っていたもう1日の有給を

今週に…消化してと言われたので。

なんなら…もう1日と言わずに

もっと…消化してもいい位と言われて。

とりあえず、今日と明日に

半分半分にして貰った。

またしても午後に時間が出来たので、

美咲さんのサロンまでの時間

ジムで汗を流して。

シャワーをしてから美咲さんの

エステサロンに向かった。

フェイシャル60分と
ボディ60分のコースで
いつもサービス精神が旺盛な
美咲さんに…、色々と
サービスをされてしまって。

頼んでないオプションを
つけて貰ってしまって。
なんだかこっちが、
申し訳ない気持ちになってしまう。

エステベッドの上で
背中のマッサージを受けながら。
ゆったりと寛いでいると。

『もしかして…、彼との
クリスマスの為だったりして…?』

「えっ、その…、やっぱり
わかっちゃいますか…
その、……そうなんです…」

まぁ…エステなんて、
自分へのご褒美か…それとも
大事な日への準備でしかない…よね?

『千冬ちゃんが…、来てくれた時に
お姉さんの巴さんが…、
新しい彼氏が出来てから。
どんどん、綺麗になってるって
話をしてたので…。だから
今日も…そうなのかなって…』

そう美咲さんに言われてしまって、
なんとなくむず痒くなってしまう。

エステが終わって、家に帰って。

「そうだ…、土曜日の…
お泊りする用意…しないと」


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