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12歳年下の彼に溺愛される話

第9章 やっぱり…いつも通りの土曜日





『巴さん…』

「あ、待って…港斗君…」

『もう、ちゃんと。
お夕飯済んでますよ?ね?』

キュっと…
シンクの水を止めてしまって、
彼が私の方に身体を向けて来る。

「でも…洗い物が…。
まだ…済んでない…よ?
さ、先に…残ってる
洗い物…済ませちゃって…から」

『ちょとだけ…ですから…。
あんな…嬉しい事言われて、
待て、するなんて、酷いですよ…』

「ちょっとだけ……」

『今…、巴さんに
キスしたい…から…』

こっちの手に彼が手を重ねて来て。
ギュッと…手を握られてしまった。

その手を手繰り寄せられて、
自然に彼との距離が近付く。

すぐ目の前に彼の顔があって。
そのまま…キッチンのシンクの所で、
港斗と甘いキスを交わし合う。

「ん…んぅ…、み、港斗…君…ッ」

『巴さん…もうちょっと…』

こっちが彼の胸に
キスをやめさせようとして、
押し当てた手を
ギュッと握られてしまって。

片手で…手首を纏めて掴まれると
もう反対の腕を腰に回して来て。
ガッチリと…彼にホールドされてしまう。

そのまま彼のキスを…
受け入れるしか出来なくて。
甘いキスが…深くねっとりと
絡み合うような…濃密なキスへと
変わって行って居て。

そのまま腰を支えていた手が…
巴のお尻に伸びて来て、
大きく広げた港斗の手に
左右のお尻を揉みしだかれてしまう。

「んっ…、んっ、…ふ…ッ…あん…ッ
待って…待っ…てっ、これ以上は
んんっ、あん…、ここじゃ…だめ…ッ」

ちゅぅ…と、巴の耳に
キスをして来てふぅっと熱い
吐息を耳に吹き掛けられてしまう。
そのままキスを、首筋に降ろして行って。

ヌルヌルと…
彼の舌が、巴の首筋を這う。

『僕は…巴さんが
…欲しい…です…』

お互いの下半身が密着してるから、
港斗君のおチンチンが硬くなって居て、
自分のお腹の辺りに
それが当たってるのを感じる。


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