第101章 ぷち新婚旅行 1日目 淡路島
こちら側の洗面台には
2人分のアメニティがあって。
シャンプーとかのシャワーに
必要な物も全部揃っている。
タオル類は勿論なんだけど、
バスローブに上下が
セパレートになったパジャマと
楽ちんな館内着も備えて置かれていて。
水着に着替えて…
あの…バウデッキにある
お金持ち気分が味わえる
デイベッドでゴロゴロして…
残っていたシャンパンを頂いた。
『いや…こう…近場だけど
新婚旅行感が…ある方が…
良いかなぁって…思ったんですよね』
確かにここが県内で
淡路島だってことを
すっかり忘れてしまいそうな…。
マリーナビューが楽しめる。
『気に入って…貰えましたか?』
「な、何て言うか、素敵過ぎて
勿体なすぎる…ぐらい…だよ?」
『良かった…巴に
そう言って貰えたら
ここにして良かったですし…ね。
このまま歩いて
ホテルの横のプール行きましょうよ。
ここのプールは夜は
ナイトプールになるんで、
夕飯の後も楽しめますよ?
それから水着で入れるサウナがあるんで
一緒にサウナも入れますよ?』
ホテルの隣にある、ハーバービューの
開放感とリゾート感のある
プールサイドには、
去年の6月に出来た
サウナとジャグジーがある。
水着か館内着を着用するエリアなので
男性と女性が一緒に楽しめるから
彼と一緒にサウナにも入れるらしい。
海で泳いで、ホテルのプールで泳いで
その後は彼と一緒にサウナに入って
ジャグジーに入ってクルーザーに戻って。
クーラーボックスに入れたままに
してたからすっかり、凍っていた
ジュースも溶けてしまっていて。
その溶けてちょっと時間が経って
温くなったスポドリを飲んで。
未開風の分はクルーザーに
備え付けてある冷蔵庫に入れて置いた。
『夕飯まで時間ありますし、
大浴場…行きましょうよ…』
ホテルニューアワジグループの
このホテルに宿泊すると、
フロントでお願いすると
ニューアワジの別亭の夢泉景まで
グラスボートで
渡し舟をしてくれるらしくて。
そこから更に渡り廊下で
ニューアワジへも花季へも
移動する事が出来て。
グループホテルの温泉も
プールも利用して良いのだそうだ。