第93章 沖縄旅行 最終日
その他に、
この城下町エリアには
紙すきや、紅型、藍染めや
三線の体験が出来る工房があったり。
ぶくぶく茶と言う、泡を立てた
お茶を飲める場所があったして。
元の服装になった後は
そのぶくぶく茶を…頂いて。
かき氷…みたいに
泡が山盛になって出て来て。
これをどうすれば??って
思ったんだけど。
泡は上からがぶり…と
食らいつくのがこのぶくぶく茶の
飲み方なのだそうで。
あーんと大きな口を開けて
港斗君が泡にかぶり付いてるのを
動画で撮影して。
お店の人が一緒についてるお茶菓子で
泡をすくっても良いですよ~と
助け舟を出してくれたので。
私はお茶菓子で泡をすくって
泡を食べて?飲んで??
泡の部分は苦味があるんだけど
その下のお茶はさんぴん茶で。
美味しく…一服した後は。
スーパーエイサーのショーを楽しんだり
コミカルなハブのショーを観たり。
沖縄料理が色々と味わえる
バイキングレストランでお昼を頂いて。
南都酒造所…では…、
サンゴビールと言うクラフトビールと
ハブ酒を…作っている…のだそうだが。
そのハブ酒を作る…製造過程を
ガラス越しに見学する事が
できるんだけど。
『巴さんッ、これ、ヤバいですって。
マジでヤバい…ですよ…ッ!!』
そう彼が…ハイテンションで
写真を撮りまくってるのは…、
ハブを泡盛ベースにして
ハーブを加えた
原種に…漬け込んでエキスを
抽出しているタンクの事で。
そのハブを漬け込んでいるタンクが
ガラスで見える様になっていて。
このタンクの中には、
そのままのハブが
約150匹…漬け込まれていて。
ハブの毒は
アルコール分解されるのだそうで。
このまま10年
…漬け込まれているのだそうだ。
『へぇ~、ハブ酒って
作るのに時間が掛かるんですねぇ』
実際に…ハブ酒は…元々
素材のクセが強いお酒みたいで
味が…特徴的で飲みにくいのだそうだ。
それをハーブのブレンドとかを
工夫してハブのクセと言うか
臭みを消し旨味を残して
ハーブの薬効効果も
期待できるように
改良されているのだそうで。
後から更に13種類のハーブを
漬け込んだ泡盛と
ハブのエキスを抽出した原酒を
ブレンドして
飲みやすくしてあるのだそう。