• テキストサイズ

12歳年下の彼に溺愛される話

第90章 古宇利オーシャンタワー




美ら海水族館のある
海洋博公園を後にして。

来た道を戻って……
ドライブする事40分程で…
巴が運転するレンタカーは、
絶景の…エメラルドグリーンの
海を突き抜ける様に伸びる
古宇利大橋の手前に来る。

『間に合いそうで良かったです…』

古宇利オーシャンタワーの
営業時間の…最終入園時間には
余裕で…間に合ってはいたんだけど。

絶景の橋を渡った先に見えている
存在感ありありのあの白い建物が
私が行きたいとリクエストしていた
古宇利オーシャンタワーで。
ちょっとした小高い斜面にそこはあった。

駐車場に車を置いて降りると。
インフォメーションセンターに向かう
ここでもレンタカーの割引が出来て
300円割引でチケットを買って。

どこかで…見た様な…
自動運転カートの乗り場があって。
白いボディに♥が散りばめられた
恋の島らしいカートに案内して貰って。

このハート柄のカートは、
数台しかないレアカートで
乗れたらラッキーなのだそうだ。

ここから綺麗に整えられた
沖縄の南国ムードのある
植物が植えられている庭を
丘を登りながら進んで行く事8分程で。

メインであるタワーに到着する。

その道中も古宇利島の観光案内や
このお庭に植えられている植物
記念撮影ポイントなんかを、
音声アナウンスで説明してくれて。
退屈しない様な、感じになっていた。

『良い景色が…期待できそうですね…』

「既に…このカートから見える景色が
もう…絶景だもんね……」

カートは…丘の上にある
…真っ白の建物の前について
スタッフの人に誘導して貰って
カートから降りた。

建物に入ると、
まず出迎えてくれるのが
シェルミュージアムと言う、
その名の通り貝の博物館だ。

私は雄介さんと沖縄に行く時に
ガイドブックに載っていた、
この古宇利オーシャンタワーの
シェルミュージアムに
来たいと思ていた。

真っ白な内装の
ミュージアムエリアは
ブルーのライトがまるで
海の中に居る様な…
そんな印象を受ける。




/ 1757ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp