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12歳年下の彼に溺愛される話

第87章 沖縄旅行 3日目



自分達のお部屋である、
サントリーニに戻って来て。

『冷蔵庫の中の飲みもの
全部…飲んでいいやつですよ』

インクルーシブみたいで
冷蔵庫の物は好きに食べたり
飲んだりしていいのだそうで。

『お酒飲みながら、プライベート
ナイトプールしましょうよ巴さん。
もう…全部どうせ脱ぐんですし、
脱いで…昨日のと一緒に洗濯
してしまいましょうよ~』

トイレの横にクローゼットみたいな
白いドアがあって、その中に
洗濯機と乾燥機が備え付けてあって。
洗剤も置いてあって、お部屋で
お洗濯をする事が出来る。

『明日位に…、もう着ない服
日付指定で…発送しちゃいましょうか』

キャリーバックをちょっと
整理しといた方が良さそうですねと
そう彼が言って来て。
確かに洗濯はしてある服だから、
持ってウロウロしなくても
送ってしまえば…いいって事か…。

「港斗君…それ…いいかも…」

着ていた服を脱いで裸になると
備え付けのバスローブを羽織って。
昨日の服も一緒にして、
洗濯機の中に入れた。
洗濯機は…4人定員の部屋だから
2人分の2日分は余裕で
1回で洗濯出来るサイズの洗濯機で。

洗濯機をスタートさせると、
冷蔵庫の中を一緒にチェックする。

ミネラルウオーターが2本に
さんぴん茶のペットボトルが2本。
それからオリオンビールに、
ハイボールにオリオンビールが
製造しているWATTAと言う
沖縄のフルーツを使った
チューハイがあって。

水着に着替えて、
冷蔵庫にあったチューハイと
彼はハイボールを持って。
サービスのアイスと一緒に
♥の形をしたソーセージがあって。

『巴さん、
これもサービスみたいですよ?』

「明日の朝にこれも
ボイルして食べようか?」

朝食付きのプランをお願いしたから
朝ご飯はここに届けてくれるらしい。
キッチンにはかなり充実した
調理器具が揃ってたから。
このソーセージを茹でるにしても
焼く事もここで出来る感じではあった。

アイスにもホテルの名前が入っていて
オリジナルのアイスみたいだった。
マンゴーと、黒糖味だったから、
彼とプールサイドのデッキチェアで
乾杯をしてお酒を飲みながら。



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