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12歳年下の彼に溺愛される話

第86章 沖縄旅行 2日目



これから自分達が…あの豆粒側になると
そう思うとドキドキして来る。
ハーネスをポールに固定されて、
いよいよってなったんだけど。

『何だか…ブランコみたいですね…
遊園地にある…あれに乗ってるみたいな』

「今…港斗君と同じ事…考えてた…」

スタッフの人がカウントダウンを
一緒にしてくれて盛り上げてくれて
記念撮影もして貰った。

一気にボートが加速すると
飛んだっと思った頃には…
あっという間に
高い場所に昇って行って
さっきまで自分達が乗っていた
ボートが小さくなって行く。

自分達の足元にマリンブルーの
沖縄の海が広がっているのが見える。

『凄いですね、巴さんッ!!』

「凄い…最高…の気分…ッ、
ありがとう…、港斗君ッ!
私、一度…してみたいって
ずっと思ってたの~!!」

風で声がかき消されそうだったので
大きな声を張り上げて、
隣で同じ景色を味わっている彼に
巴がお礼を言った。

地上90メートル、ビルの28階相当の
高さでの空中散歩を彼と楽しんで。

ボートは…元の場所に戻って来た。

『巴さん…ちょっと何か
小腹減りましたし…入れましょうよ』

海の家で焼きそばとか
フランクフルトとからあげや
かき氷が売っていて。

彼は焼きそばを買って居て
私はホットドックを頼んで
イチゴミルクのかき氷は
ふたりで一緒にシェアして食べた。

小腹を満たした後は、
残りの時間は…彼が
フライボードをしたいと言ってたので。
私は…浜から…見学をして。
噴出す水のジェットで彼が空に飛んだり
あっという間にコツも掴んだみたいで。
センスありますよってスタッフさんに
褒められて…バク転出来る様になってた…。

フライボードをする彼を…
スマホに納めて、葵ちゃんと
妹の千冬と、お母さんと、
それから有翔さんにもLINEで送って置いた。

私は…砂浜の上に座っている
自分の足の先と波打ち際が
一緒の画角に入る様にして
自撮りをして。妹にそれも送った。

マリンスポーツを楽しんだ後は
シャワーをして着替えて。
道の駅の中にあるてんぷら屋さんで
もずくの天ぷらとアーサーの
天ぷらを買って食べて。




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