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12歳年下の彼に溺愛される話

第82章 2024年7月7日



泊るのは…
ラブホテルじゃないんだけど、
普通のホテルにチェックインするのに
手を繋ぎながらって…おかしいよな??

『……普通のホテルの時は
それはどうですか?って…
質問しておけば…良かったかな?
あ、いや…今LINE返って来るかな?』

仕事中かも知れないし
運転中かも知れないけど、
來翔さんにその事をLINEしたら
有翔さんが來翔さんのLINEで
返事を返して来て。あの2人は
どっちにLINEしてもどっちにも
話が通じるみたいな感じ…だな…って。

有翔さんからは、普通にホテルに入って
普通にチェックインすればいいからと。
荷物を持ってあげられるなら
蛯名さんのキャリーバックを
持ってあげればいい…と…。
そう普通のホテルに泊まる時は
どうしたらいいのか?を
アドバイスして貰って。

自分が纏めたノートに、
今有翔さんから貰ったアドバイスを
走り書きで書き足した。

時間を確認すると…8:58分で…
9時少し過ぎる…様な感じに
蛯名さんは言って居たので
もうちょっと…時間はあるけど…。

蛯名さんと…デートは…
交際する様になってから
何度かしたけど。

いよいよ…する…となると、どうにも…
緊張してしまっている自分が居る。
自分でも…インターネットで
色々と調べたりはしてみたが
それでは足りない気がして、
生田さんに…
アドバイスを求めたんだけど…。

それは…友坂さんとの…
プライベートな部分にも…関係するし。
アドバイスしてあげたいけど、
教えられない…かも……と言われて、
その代わり…僕が教えられない事を
教えてくれる先生として
あの來翔さんと有翔さんを紹介して貰った。

1回一緒に6人で
バーベキューはしていたので
完全に初対面って訳では無かったけど。

テスト前に…纏めたノートを見て
何か一つでもと焦って
暗記しようとしている時みたいな
そんな…気持ちに似てるなって…
小林が…纏めたノートを見ながら考えていると。

コンコンと…車の運転席の窓を
外からノックする音が聞こえて顔を上げた。


『え…蛯名…さ…ん…』




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