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12歳年下の彼に溺愛される話

第81章 2024年7月6日



エステが終わった後は
美咲さんのサロンのお化粧品で
メイクをバッチリさせて貰って。
美咲さんが用意してくれたケーキを
美咲さんが淹れてくれた
ハーブティーを頂いて。
もう既に…貸し切りのサロンで
女子会が始まってしまっていたんだけど。

『友坂さんの所はどんな感じなの?
確か、4月から同棲してるって
千冬も…言ってたけど……』

「あ、…はい…、今日…彼と
指輪を選びに…行ってました…」

と…今日、彼と一緒に
結婚指輪を選んで来たと話すと
2人がこっちの方を
驚いた顔をして見ていて。

『巴姉サンッ、
い、いよいよですか?
いよいよ、生田サンと結婚ですか??』

「う~ん、結婚と言うか…、
入籍するだけ…と言うか…」

『それは…結婚するってことよね?
あらぁ~、いいわぁ。
素敵ねぇ、おめでたい事じゃない~』

美咲さんからは、淡路島の
ニジゲンノモリの所にある
グランシャリオ北斗七星135°の
お話をしてくれて、
明日から沖縄に行くと言う話をすると。
また沖縄の話を聞かせてねと
ニコニコしながら美咲がしていて。

『あら?まぁ…やだわ…。
お話が楽しくて…
話しすぎちゃってたみたい
ああ、これ…蛯名さんにあげるわね?
デリケートゾーン専用の液体石鹸』

デリケートゾーンのお肌に
潤いを与えて美白とデオドラント効果がある
そんなデリケートゾーンの
フェムケアソープの試供品と。
吐息をいい香りにしてくれる
ダマスクローズのオイルのサプリを
明日のお守りに
飲んでねとプレゼントしていて。

『あ、…今…飲んでみる?』

そう言ってローズのオイルが入った
ソフトカプセルを2錠、
葵ちゃんと私に手を出すように
美咲さんが言って、手の上に
飲んでみてとカプセルを置いてくれた。

ふんわりと…自分の手の上の
カプセルから既にバラの香りがしていて。

『美咲サン、これ…いい香りがしますね』

『でしょ?私も…ずっと飲んでるのよ』

「本当だ…カプセルから…
いい香りがしてる……」

何だかバラのオイルを使ってると聞くと
飲んでしまうのが惜しい気持ちになるけど。

と…バラのカプセルの話で
また話が盛り上がってしまっていて。


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