第79章 12歳年下の彼とホテル尼乃美楽に行く話
お湯張りを待つ間何か飲もうと
彼が言って何頼みますかと
こっちにメニューを見せて来る。
座面の大きな深く吸われる
青色のソファに並んで座って。
メニューの中からドリンクを選んだ。
『巴さんこれ、食べませんか?
めっちゃ美味しそうなんですけど?』
そう言ってメニューに載っている
ハニーブリオッシュを指差した。
ハンバーガーみたいに見えるが、
ふわふわの食感のブリオッシュに
色々と間にサンドされている様だった。
ハニーブリオッシュなので、
蜂蜜風味のブリオッシュなんだろう。
「ホントだ…美味しそう…」
『こっちのアミアミのポテトも
食べたいんで、これシェアしましょうよ』
そう言ってこれが食べたいと
ラティスカットのポテトナチョスも
港斗君は食べたいと言って来て。
彼がアミアミのポテトと言う通りに
ラティスカットなので網目状に
カットしたフライドポテトに
2種類のディップソースがセットになっている。
ハニーブリオッシュは
マンゴーにキャラメルに
ミックスベリーと小倉抹茶があって。
ミックスベリーの物をお願いした。
ドリンクは私は紅茶サワーにして
彼は生ビールをチョイスして。
お部屋のリモコンから注文した。
フードとドリンクを待つ間
お部屋のテレビの画面の方の
メニューを眺めていたんだけど。
「ここのオムライスって凄いんだね…
オムライスの中のライスが
4種類の中から選べて
上のオムの方も包むタイプか
外がトロトロになってるのか選べて
ソースも4種類から選べるんだって」
『普通のファミレスよりも
充実してるじゃないですか…
あ、カレーも辛さが5段階から
選べるようになってるんですね』
「オムライスはご飯の量と、
使う玉子の個数も選べるみたい…」
『ちょっとしたポムの樹みたいですね…』
「カレーだって5辛まであるって
ちょっとした…ココ壱みたいだって」
『僕、夕飯…カレー食べようかな……?
巴さんも
オムライス食べたいでしょ?』
彼も…私も…カレーとオムライスが
気になってたので、お夕飯は
ここで食べようかってそんな話に纏まって。
インターフォンがなって
フードを受け取る窓口に
注文したフード類が届いた。