第71章 淡路島へ行こう
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2024年5月5日
朝から…ベッドで愛し合って
裸のままでシーツに包まって
ゴロゴロとしながらゆっくりしていた。
その後一緒にシャワーを浴びて、
朝ご飯の用意して彼と一緒に食べた。
『ちょっと朝からゆっくり
し過ぎちゃいましたかね?』
「今からお化粧するぐらいだから…
15分もあれば…何とかなるけど…」
朝食の後片付けを彼にお願いして、
着替えをしてお化粧が済ませた。
ピンポーンと
玄関のインターフォンが鳴って、
彼が応対をしてくれたんだけど。
お母さんが大和をこっちに
送ってくれる前に、
双子が…こっちに私達を
迎えに来る方が先だった様で。
その…すぐ後に…うちの母親が
家を出るギリギリ前にうんこって
言い出して遅くなっちゃった~と
大きな声で言いながら
大和の手を引いて玄関から入って来て。
玄関先に居た…水嶋來翔と有翔の
2人と…バッタリと…遭遇と言うか
鉢合わせた…感じになって居て。
『巴ッ、誰?
誰なの?この子達…!
何?双子?顔そっくりね…。
やだぁ~、もう、港斗君もイケメンだけど
お二人もイケメンだわ~』
そう言いながら2人の肩を
バシバシ音が出る位の強さで
母が交互に叩いていて。
玄関で…うちの母親と…來翔さんが
大きな声で話をし始めて。
また今度うちにご飯食べ機に来て頂戴と
ニコニコの笑顔で手を振って
そのまま大和の手を引いて
戻ろうとしていたので。
大和は置いて行って貰って…、
自分も一緒に行きたいわぁ~と
厚かましいおばちゃん…の
テンプレみたいな事を言ってたんだけど。
母が…帰った事を確認してから
2人には…ごめんなさいと…
巴が…自分の母親の代わりに
來翔、有翔の2人に頭を下げて置いた。
『チャイルドシート……
預かってるんで、…これ…』
『ああ、ええでええで…、
親戚の姉ちゃんの所の子の
お古のチャイルドシートが
後ろ積んだままなっとたん
シートに取り付けてあんねん…。
んで、や、僕が…大和君やな?』
私のお尻の後ろに隠れている
大和の顔を來翔が覗き込んで来て。
右から顔を大和が出せば、右に
左から大和が顔を出せば左にと。