第64章 嵐の様な夜が明けて…
『まだ時間早いですし、
今日は特に何もないですし…、
あっちの掃除…しに行きますか?』
「うん…そうだね…」
15日にはあのアパートは引き払うから
最後に綺麗に掃除をして。
戻って来てからは…こっちの
テラスハウスの…掃除をして。
そんな事を…してる間に…、
お昼ご飯の時間が近付いて来て。
「ねぇ…港斗君、
もうすぐお昼だけど、お昼どうする?」
『折角ですし、
何か…食べに行きますか?
須磨の魚魚とかどうですかね?
海鮮ランチ…食べに行きませんか?』
須磨にある海鮮レストラン魚魚は
今…再開発している須磨の海水浴場の
ある辺りのお隣さん位の場所にあって。
垂水からは車で30分程の場所にある。
地元の魚を使ったメニューが
色々とあって、土日限定の
地元のお魚のお刺身と
煮つけの両方が食べられる
地魚定食が1540円で食べられる。
海鮮丼やちらし寿司、握りずしや
天ぷら、お刺身定食もあって。
リーズナブルなお値段で
新鮮なお魚料理を楽しむことが出来る。
『テラス席で…海鮮の
バーベキューも海を見ながら
食べられるらしいですよ?』
外にはテラス席もあって
テラス席では海鮮バーベキューも
楽しめるのだそうだ…。
「そうなんだ~、皆で
海を見ながら海鮮
バーベキューもいいね…」
『皆って…あのふたりとですか?』
私の中では…葵ちゃんと
小林君のつもりだったんだけど、
さっきまで一緒に居たからなのか
彼の中で來翔と有翔の2人に
変換されて聞こえたみたいで。
「いや…まぁ…
全員の予定が合うなら
6人でバーベキューしても
それはそれで楽しそうだけど…」
あの…双子に両サイドから
絡まれる…葵ちゃんが可愛そうだし。
美味しい海鮮を頂いた後は
新長田にある…
日本版コストコとも呼ばれている
ロピアでお買い物をして
テラスハウスへと戻って来た。
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