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12歳年下の彼に溺愛される話

第63章 ふたりだけの…バスルームにて



赤ちゃんが出来ちゃったから
入籍しましたって…なるよりは…。
入籍してから…の方が…って
そんな風に…思うんだけど…。

『そうですね…、確かに…
僕としては…結婚式は今年の秋か
来年の春ぐらいが良いかなって
そんな風に…は思ってるんですけど…。
同棲って…ズルズルとしてしまうと
結婚するタイミングを逃して
しまうってよく言いますし…』

両親の手前…あんな感じに
言いましたけど…と…
彼がこっちの身体を抱き寄せて来て。

『僕的には…その辺りの予定と言うか
計画は…してある…んですけど?』

「相談…は…してない…気が…」

同棲はしたいって言うのは…
もうずっと…聞いてたし
冗談みたいな感じにも、
私があのアパートで住むようになってからも
一緒に暮しましょうよ~って
ずっと彼は言ってたから。
私が…ずっと…まだ早いよって…
言って…先延ばし先延ばしに…
してた…って言う経緯はあるんだけど…。

『それに…僕は巴さんに…
ちゃんと、結婚式の事とか…
新婚旅行の行先とか…も…
相談してたじゃないですか』

そう言えば…彼は…船上ウエディング
したいって考えてるとか、
二次会的に…異人館を使いたいとか…
新婚旅行の行先も…前に…
相談された事はあるし…。
コンチェルトの…ブライダルフェアにも
検討中とは…あっちのプランナーさんに
話はしては…居たけど…。
行ったりとか…した…な……確かに…。

「じゃあ…もしかして…
いつまでって…同棲する期間も…
港斗くんの中ではあるって事?」

『そんな感じ…に思ってたんですか?
今までだってずっと…半同棲
生活してたじゃないですか』

今更何を…言ってるのかと
言いたげに彼に言われてしまって。
そうだった…この彼は…
私と…最初から…結婚する事を
視野にいれた…話しか…してなかった。

「結婚……する…の?」

『相手が…僕じゃ…ご不満ですか?』

「それは…こっちの台詞だよ…ッ
だって…私は…特別美人でもないし
スタイルだって…抜群って訳でもないし…
それに…何より…年齢が…ッ…」

『そんな事は…僕には関係ないですよ、
僕は…巴さんがいいんですし、
巴さん以外の女性とは
そうしたいとは思いませんから…』


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