第9章 強くならなきゃ
「フリードに迷惑‥かけないように‥‥」
「俺に?」
は頷いた
「私‥弱いから‥強くならなきゃいけないの‥」
「無理して強くなる必要はないぞ?何かあった時は俺が守るから」
「それじゃ‥駄目なの‥」
「なんでだよ」
「自分の身も守れないようじゃ‥いつまでもフリードに迷惑かけたくないの‥!!」
フリードはの頭に手を置いた
「言いたいことは言ったか?」
「え‥?」
「‥守らせてくれよ‥お前のこと‥が俺より強かろうが‥なんだろうが‥関係ねぇよ!俺は決めたんだ!!お前を守るって!だから!守らせてくれ!」
フリードはを優しく抱きしめた
「ふ‥フリード‥」