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ぬいぐるみ【オリジナル】

第4章 承 その2


帰り道、カバンの中に入ったモルモットは、早速先ほどのアザラシのぬいぐるみに挨拶をすることにしたようです。

“こんにちは初めましてでちう。ぼくはモルモットのぬいぐるみでちう。よろしくねでちう。”

“お、モルモットのぬいぐるみかまろん?ぼくはタテゴトアザラシのごまだまろん。飼い主にお仕えすることやく10年だまろん。なんでも聞くといいまろん”

“10年はすごいでちう。それで形を保ってるのもすごいでちう。きっと大切にかわいがられてるんでちう”

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