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呪術千年恋 〜呪いの王に嫁入りします〜

第20章 圧倒的な差


突然始まった宿儺との戦い
真白は札と滝夜叉を中庭に持って行った

(これは私を見定める為のものなんだ、宿儺様は私を試してる)

真白は滝夜叉を抜いて構えた

「そちらから来い」

(宿儺様は特級呪術師、術式が分からないし、実力も分からない、多分強い)

真っ直ぐな視線で真白は宿儺を見た
そして真白は宿儺に近付き、滝夜叉で宿儺を斬ろうとするが宿儺は避ける
次に真白は連続で滝夜叉を振り回し、宿儺に攻撃をする
宿儺は真白の攻撃を全て避けた

(当たらない、それなら……)

「弱いな」

真白が札を出そうしたが出す前に真白の目の前には宿儺がいた
宿儺は自分の手を真白の首に当てて終わるだと言うような雰囲気になった

(速い!!)

「あ、えっと……」

「終わりだ、よくそんな力で呪霊を倒せたものだ」

「……」

(これが力の差、前に戦った特級よりも格段に強い!!)

「いいえ、まだ終わっていないわ」

真白は勝ちが確定したかのようににやりとする

「何?」

あまりにも真白が何を言っているのか分からずに宿儺は眉を寄せる
何処からか指を鳴らす音が聞こえた瞬間、真白の体が札に変わり、宿儺を襲った
これは森の屋敷で使った一手である
流石の宿儺も予想外の攻撃に避けきれず、札の攻撃を食らった

「これでおしまいよ」

真白は宿儺に出来た一瞬の隙を見逃さずに宿儺に一気に距離を詰めて宿儺の首に滝夜叉の刃を当てた

「あら凄いわ、真白」








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