第7章 幼馴染みの協力
貴方side
グラウンド
ツナ「玲花。タイムカプセルなんてあるのかな..?」
貴「いや、あの根津からの反応からしてないかもな」
ツナ「ええ?!」
獄寺「!なっ、じゃあアイツ嘘ついたのか!?」怒
貴「アイツ自体、あるか分かってないから五分五分だな」
ツナ「じゃ、じゃあ...俺達退学になるの〜?!」
貴「心配ないでしょ。中学生の間に退学なんてない、義務教育中だしね」
ツナ「..!そういえば」
リボーン「流石だな、玲花」
貴「!...リボーン」
急に上から声からしたと思ったら、そのまま自分の肩に乗っていた
ツナ「タイムカプセルどうしよう..」
貴「よし、綱吉達はグラウンド探してよ。いつか見つかるよ!」
ツナ「適当過ぎる!!」焦
獄寺「玲花、どこに行くんだ?」
貴「...ちょっと根津に関して引っかかるから、調べてくる」
ツナ「え..?」
リボーン(...ふっ。玲花のやつ何か気づいたみたいだな)
私はそのまま、応接室に走っていく
☆☆
応接室
ガラッ
貴「恭弥いる?」
?「どうしたの?まだ授業中じゃないのかい?」
応接室の中には、並盛町を牛耳る風紀委員長の雲雀恭弥が座っていた。
そして、幼少期からの幼馴染みである
貴「理科の担当の根津を調べてくれない?パソコン操作苦手だから恭弥に頼みたいんだけど」
雲雀「…別に構わないけど、何があったの?」
貴「退学になりそうだと言ったらどうする?...まぁ、中学で退学はありえないけど…転校はありえるかもしれない」
雲雀「…それ、本当?」
貴「本当。ちょっと厄介になっちゃった」
雲雀「すぐに調べるよ。転校なんてさせないから安心してよ」
無表情だが怒りも含んだ表情の彼は、デスクでノートパソコンを開いて電源を立ち上げ、すぐに根津の経歴を調べ始める
私は静かに、彼の横に行きながら見ていた
雲雀「……根津銅八郎は、実は5流大学を卒業しているね」
貴「...やっぱりか…」
何となく怪しんでいた予想が当たっていた
雲雀「コイツの解任は僕に任せてよ、校長にも言っておく」
貴「ありがと!」
校長に提出する証拠を貰う